2016年2月29日月曜日

Pediobius crassicornis 近縁種

ツバキの葉裏ではなく表で見つけたヒメコバチ科 Pediobius.葉から飛び立ち左手に。これがまた撮影しにくい。しばらく歩き体温を得て直ぐに飛び立った。
過去撮影→その1その2深度合成

体長約1.3mm. 私の中では1.4mm以下は撮影し難い大きさです

正面から

手の甲の上を歩く。毛先は丸かった

最初に撮影したツバキの葉上。写り悪いですが..
2月17日撮影 播磨中央公園

2016年2月28日日曜日

ヒメコバチ科 Euplectromorpha ?nigromaculatus

初めて行く場所、会議の前に少し立ち寄った公園の中の1本のツバキ。そのツバキの葉裏の凄いこと!その木だけで3時間は過ごせるぐらいムシだらけ。こんなの見たことない。しかし無情にも時間は有限。170枚ほど撮影して会議に向かった。

写真は久しぶりに会ったヒメコバチ科 Euplectromorpha nigromaculatus のオスと見られる個体。過去の深度合成画像は→こちら

なかなか正面を撮らせてくれないハチ。でも今回オスだからか少しノンビリしていた

人ではなく入っぽい(^^;; 黒い模様

触角りっぱで腹部小さい。体長約1.5mm

フサフサの触角

背面


これらの葉裏には多くのムシがいた。しかし残念ながら初見のムシは見つけられず
2月17日撮影 播磨中央公園

2016年2月27日土曜日

ヌカカ科 の1種 ♂

トベラの葉裏にヌカカがいた。ハエ目の連中は直ぐに居なくなる。撮影できたのは5枚。過去に撮影したこれと同種と思う。

立派な触角

触角の繋節というのでしょうか、そのジョイント部が透明なのが不思議。

体長約2mm
2月19日撮影 木庭山

2016年2月25日木曜日

ムカデ の1種

この日のテンションは全く上がらずムシ撮りは40分で切り上げた。最後に期待して朽木をひっくり返すと出てきたのは小さなムカデ1頭。テンションは上がらず気の乗らないままパシャパシャ。適当な思いで撮影すると出てくる写真も決まって適当なものばかり..

他の肢より長い曳航肢。歩行には用いないようで、こちらが頭部と勘違いさせるみたいです

体長約9mm

ピントが浅すぎ。倍率の低いマクロを持ち合わせていませんでした

ビニールのおもちゃのよう

2月14日撮影 浜手緑地西

判明!! ダレの仕業?

kenyamさんよりメールを頂き、2014年4月4日の記事で紹介した葉を絶妙な切り方と谷折りでテントを製作した主が分かりました!ありがとうございました!!

寄生蜂が出たあとのテント

2016年2月22日月曜日

タブノキハアブラムシ

タブノキの葉。1枚だけ葉脈が変色し何だか汚れている。レンズを通してみると初見のタブノキハアブラムシであった。正体はそらさんの「ご近所の小さな生き物たちフォト」より知りました。

他にもコロニーを探しましたが、この1枚のみ

体長約1.4mm  マダラアブラムシ亜科 Machilaphis machili

幼虫もちらほら

まだツートンカラーになっていない。体長約0.6mm

こちらの成虫を見てみるとと腹部に赤い点。もしや?

複眼のツブツブがうっすらと見えます。子虫スタンバイ!

そう思って撮影した画像を点検すると、こちら2頭スタンバイ!
2月14日撮影 浜手緑地西


2016年2月20日土曜日

再会! Pediobius koebelei Kamijo

コバチが寒さを凌ぐのに良いのか少し内側にカールしているトベラの葉。4年前にPediobius koebelei Kamijoを採集した場所で2頭、見つけました。以前に見つけた時には標本が世界で4体しかない珍種ということでしたが、その後おちゃたてむしさんうすのきさんも撮影されておられます。
背面の彫刻がよく似たbifoveolatusがいますが、こちらのページの8枚目に比較写真を載せています。

肉眼で見つけた時にピンと来た!koebelei Kamijoだと。ほんと久々です

フラッシュの光で目が眩んでいるうちにパチリ

世界初公開!?(^^;;  動いているPediobius koebelei Kamijo

体長1.2mm. しかも歩いている被写体の撮影は厳しいです

こちらは上の写真とは別の2頭目

ヒメコバチ科 Pediobius属のプロポーション、彫刻、色目、魅力的です

2月19日撮影 木庭山

2016年2月19日金曜日

おしゃれな オカダンゴムシ

ケヤキで無く何だろう?ペロペロめくれる樹皮を剥がすとダンゴムシがいた。あまりお目にかからないカラーリング。この日は40分だけのムシ撮り。日没前、曇り、暴風とテンションは下がりっぱなし。写真もええ加減なものばかりですが..

2016年12月7日追記:県立人と自然の博物館の鈴木さんよりハナダカダンゴムシではなくオカダンゴムシのメスの幼体ではないかと添付画像とともにメールいただきました。ハナダカのほうは、はっきりとした逆三角形の凸が頭部に隆起しており確かに私の撮影したものはハナダカでは無いようです。タイトルを改変しました。ありがとうございます!

2月25日追記:Tatzさんより外来種ハナダカダンゴムシ Armadillidium nasatumであると教えていただきました。ありがとうございます!タイトルに追記しました。

何でこのような模様?

体調約4mm

正面より。頭部中心にある椀型の突起がハナダカでは逆三角形

とぼとぼ歩く。おしり
2月14日撮影 浜手緑地西

2016年2月18日木曜日

記録更新ならず! ヤマギシモリノキモグリバエ

2013年に1枚の葉に213頭を撮影して以来のヤマギシモリノキモグリバエ。今回、記録更新なるかと思いましたが届かず..残念。

 今回の写真すべてiPhone6sによるもの。ムシ撮りには厳しいですね(^^;;

ピントもなかなか合いません。合っても解像しないし

記録更新かと思いましたが2頭足らず..

2月18日撮影 神戸市西区押部谷

2016年2月17日水曜日

ニジモントビコバチ ♀ 深度合成

昨日の記事のトビコバチ。その大袈裟な触角をじっくり見たくて採集・深度合成しました。

奇妙奇天烈ですな

重量感ある触角






虹色であります

多くの棘はラジエーターの役目?


体調 約1.8mm

産卵管が少し見えます
2月5日採集・撮影 新開公園