2014年7月31日木曜日

ホソクチゾウムシ科 の1種

シラカシの葉裏で見つけた体長約2.4mmのゾウムシ

以前、撮影したヒゲナガホソクチゾウムシに見える

真上から

触角の先端が両方とも欠損している?
7月25日撮影 ゆめさき森の公園

クロホシテントウゴミムシダマシ と 幼虫

追記:ezo-aaphidさんよりコメントをいただき小さな黒い幼虫はクロホシテントウゴミムシダマシの可能性が高い事が分かりました。詳細はコメント欄をご覧下さい。
またコメント欄で紹介されたtukikuiさんの記事→こちら

日の当たらない岩場にクロホシテントウゴミムシダマシと

小さなダンゴムシのような生き物がいました

よく見るとダンゴムシでは無い

こやつ何ヤツ! 
真ん中に白いラインがあるということは、そこからパカッと脱皮して成虫になるのでしょう

体長約1.4mm

頭部にある上の球体は眼でしょう。下の球体は

飛び出しており、触角? どこかで見た記憶が..

体色は薄いですが、おなじみクロホシテントウゴミムシダマシ 体長約3mm

よく見ると美しいドット

黒い粒が不明甲虫。今回の2種とも地衣類を餌にしているのでしょう
7月25日撮影 ゆめさき森の公園

2014年7月30日水曜日

オドリバエ科 セダカバエ亜科 の1種

翅脈は今回、撮影出来ませんでした。体長約4mm 

野いちごのような頭部のほとんどを埋め尽くす赤い複眼

上が粗 下が密

7月25日撮影 ゆめさき森の公園

えっ! ムシヒキアブ?

クシヒゲムシヒキ属  の1種

追記:ezo-aphidさんより触角の形状よりクシヒゲムシヒキ属 ( Ommatius  )であろうとコメントいただきました。ありがとうございます!

またOmmatius属の数種はざっと370種ほどで東洋区の同定は進んでいない様であると調べて頂きました。

帰宅してモニタで確認して驚くムシがたまにいます。今回のムシヒキアブもそうでした

どうみてもムシヒキアブのように見えますが

現場では全く分かりませんでした

触角の形状を見ると初見のムシヒキアブと思いますが..

最初オドリバエだと思いました。なぜなら体長が6.8mmしかありません
7月25日撮影 ゆめさき森の公園

2014年7月29日火曜日

アミメアリ 大移動

今まで見たアミメアリの引っ越しの中で視認出来る範囲では最も長距離に列をなしていました。ざっと見積もって300メートル。その先もずっとあるのかも知れません。アリのスケールからすると、相当な距離です。

アミメアリは決まった巣を持たないようです。環境の変化か個体数の増加が原因か時折、集団移動をし分裂して種を拡大して行くようです。

女王アリが存在せず働きアリで構成されているアミメアリ。集団行動するには、それぞれの役割もあろうかと思いますが、その辺りどうなっているのでしょうか。面白いアリです。

過去に撮影したアリの引っ越し関連記事
  1. アミメアリ 蛹
  2. アミメアリ 移住
  3. 卵を運ぶ アミメアリ
  4. オオハリアリ 引っ越し
  5. トビイロシワアリ その1「巣穴から巣穴へ」
  6. トビイロシワアリ 大戦争!?

気温が高いためか春先のアリとは違い非常に活発

無数の被写体なのにピント合わせは至難でありました

ファインダーをのぞくと、こんな感じでアリの群れが流れて行きます

たまたま合ったピント。アミメアリ体長約2.8mm

幼虫と先端が特異な形の体毛

移動するアリの大半が何も運んでおりませんでした。用心棒の役割?
ちなみに働かないアミメアリの方が長生きするようです→こちら
7月25日撮影 ゆめさき森の公園

キボシマルウンカ 幼虫

今月でブログ4年目スタートなんですが、おかげさまで昨日30万アクセスを突破しました。いつまで続くか分かりませんが(^^;; 今後ともご愛顧賜りますように。

今回の記事は兼ねてから撮影したかったキボシマルウンカ幼虫です。成虫とは何度も接触しておりましたが幼虫は初めて。以前、おちゃたてむしさんが紹介され、その造形に驚きました。運良く発見出来たのは良いのですが、カメラがお嫌いなようで逃げる逃げる。接写はほとんど全滅でした..

追記:ezo-aphidさんより原記載ではイグチマルウンカと名付けられ種小名はiguchi ではなく男性を現す"i"を末尾にくわえた「 iguchii 」となっているようです。ありがとうございます!

成虫には無い、扇のような脛節。以下ボケた写真が続きます..

近づくと走り出す。走行中の写真は全滅でした..

色目は違いますがカニのような腿節

接写は諦めました

被写体と距離を開けると走行を止めます

前脚をリズムをとるように動かしておりました

ボケていて分かりにくいですが横から見ると脚の大きさは目立たない


走るばかりで飛べないと思いきや、近づくとは最後はパチンと弾いて行きました

マルウンカ科 Ishiharanus iguchii


弾け飛んだ着地点は運良くディフューザーの上。
脚の造形は体を大きく見せるため?

ようやく1枚、接写出来ました

深度合成





7月25日採集・撮影 ゆめさき森の公園

2014年7月28日月曜日

ウロコチャタテ科 の1種

今朝の記事のヤガタアリグモが餌にしていたウロコチャタテの成虫を深度合成してみました。
幼虫もそうですが、瞬間移動している感じがするほど動きが素早いです。腿節がよく発達しているのが分かります。

原始的な昆虫とされているチャタテムシの”咬み型”から”吸汁型”の移行段階が見られる口器の形ですが
写真だけではよく分かりませんでした。

今まで撮影したウロコチャタテ→その1 その2











7月24日採集・撮影 自宅庭