2014年6月28日土曜日

イヌビワコバチ 脱出

何度か取り上げているイヌビワコバチですが産卵を終えた?メスがイヌビワの実から脱出するのは初めて見ました。

翅がすでに無かったので産卵から戻ってきたと思いましたが

実際はどうなんでしょうか

ピントはあっていませんが前、後脚は発達しております。花嚢の中を移動する為でしょう

無事脱出。摩擦抵抗の少なそうな滑りの良さそうなボディ。体長約1.7mm

こちらは花嚢に潜り込もうとしているメス

潜り込む際に翅はちぎれます

6月11日撮影 木庭山

2 件のコメント:

  1. こんばんは。イヌビワコバチはまだ見たことが無いのですが、翅のないメスはイヌビワから出てきたのですね。
    翅のあった部分に大きめの穴が空いていて少し驚きです。羽アリのように外れやすくなっているものと思っていました。腹部もつぶれたように見えますが、これで、産卵できるんでしょうか。

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    1. 他の個体を観察してみても翅は割と簡単に”もげる”感じです。羽アリよりは外れにくそうですが。
      産卵を終えたであろう個体は、やはり腹部が凹んでいる気がします。他のコバチにくらべて腹部は全体的に整っていない気がします。

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