2013年11月28日木曜日

ハエヤドリクロバチ科  ?Basalys sp.

以前掲載したモミジバフウの葉裏に居たアカオビアザミウマを撮影中に葉裏を横切ったハエヤドリクロバチがいた。
この科のハチは初見では無かったので何枚か撮影して再びレンズをアザミウマに向けた。帰宅して確認して見ると
複眼にピントがあっておらずお蔵入りに...

最近、仕入れが無く、このハエヤドリクロバチを掲載しようと調べていると、おちゃたてむしさんが良く似た種
撮影されていました。おちゃたてむしさんも複眼が識別出来ないようで、それではと複眼の位置を確認するために
ガンマ値を上げました。なんと複眼が存在しない!いやいや、まさかそんなはずは...

追記:その後、おちゃたてむしさんが確認いただいた所、同種の可能性が高く、また複眼も頭部の色よりやや赤味がかって認識できたとの事です。お騒がせしました(^^;;

 以前、撮影したハエヤドリクロバチも複眼が分かりにくかったですが

ガンマ値を上げてみる。 画像圧縮の為のノイズはありますが複眼らしきものはありません

ちなみにこちらも頭部にツヤがあり複眼が認識しにくいツヤヤドリタマバチ
画像処理をすると複眼の存在は分かります

 体長約2mm.

 白い毛が生えている部分等、おちゃたてむしさんの撮影されたものと良く似ています

 特徴的な背面。2つの窪みあり

飴色の魅力的な曲線を持った脚

多分マルで囲った部分が複眼でしょう。ほとんど個眼のつなぎ目の無い一体成形と思います
複眼がなければ、かなり面白かったのですが、見えにくいだけと思います(^^;;
10月26日撮影 新開公園

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    記事を拝見してあらためて自分の撮った写真を見直してみましたが、どちらも非常に良く似ていて同種の可能性が高そうですね。複眼については、画像を拡大してみると確かに存在していました。周囲の頭部の色よりもやや赤味が勝っていますが、ちょうどそこにピントが来ていないとほとんど見えなくなるみたいです。

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    1. こんばんは。
      撮影した写真は頭部と複眼の境界線や個眼の凹凸を捉えておらず、もしやと思い期待しましたが(^^;; おっしゃる通り本当に微妙に赤味がかかって見えにくいだけのようです。
      来週からの再開、楽しみにお待ちしております(^^

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