2012年3月13日火曜日

シロトビムシ科 と ムラサキトビムシ科 の1種

ぬかるんだ山道を登る。息が切れる。足元を見る。トビムシが居た。

2月4日に掲載したトビムシかな?とカメラを向けると皺が無く
眼も無い!!よく見ると大きいのに混じって小さいのも沢山いる。
しかし小さいトビムシには、ちゃんと眼がある。別種?それとも
大きくなるにつれ、無くなる?う〜ん謎。

3月14日追記:tukikさんより最初の種はシロトビムシの可能性があると教えて頂きました。
また、ezo-aphidさんより有色の国内2種を提示して頂きました。参照出来る画像が無いの
ですがLophognathella choreutesの方にはクロトビムシモドキの名もあり、そちらの可能性も
あるかもしれません。
その後、ezo-aphidさんの調べでエビガラトビムシの幼虫の可能性が高いようです。
詳しくはコメントをご覧下さい。

ダンゴムシやワラジ虫と違い脚は6脚。体長約2.5~3mm弱の個体が多かった。

奇麗な白い粒の正体は?

眼は一体どこに?

頭部に眼らしきものは見当たらないよう。

小さいのは体長約0.7〜0.8mmの個体が数多く居ました。

ピンピンと跳ねておりました。3月8日撮影。
Nikon1 V1

7 件のコメント:

  1. 確かに初めの4枚は目がありませんね。図鑑で見た所、目の無いように見えるのもので、体型が似ているのはシロトビムシ科がありました。最後の2枚は目があるので、よく見るムラサキトビムシ科でしょうか。
    素人の絵合わせなので、聞き流してください。

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    1. こんばんは。
      情報ありがとうございます。シロトビムシ科ですか、トビムシにもいろいろあるんですね。tukikさんのコメントをきっかけに少し調べてみると眼のないトビムシは探すと”Tetradontophora bielanensis”という種の写真が良く似ていました。Ciniiにはトビムシモドキ科の3属としてTetradontophoraの名前が上がっているようですが有料で見られませんでした。最後のトビムシは大きさからもムラサキトビムシ科で間違いないと思っております。

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    2. 国内で知られるシロトビムシ科で、有色種は2種類だけのようです(青木淳一、1999)。濃紺色で体長2mmほどのヒサゴトビムシ Lophognathella choreutesと、褐色で体長5mmほどのエビガラトビムシ Homaloproctus sauteri です。

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    3. おはようございます。いつもありがとうございます。
      トビムシモドキ科はSynonymとしてシロトビムシ科になったのでしょうか。ヒサゴトビムシとクロトビムシモドキ、少し混乱しました(^^;; 大きさ的にもLophognathella choreutesの可能性が高い気がします。

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  2. ヒサゴトビムシ Lophognathella、エビガラトビムシ Homaloproctus、は1属1種で、北隆館の大図鑑には、それぞれクロトビムシモドキ、ザウテルトビムシモドキの名で図示されています。ヒサゴの側面図はアルコール漬けを描いたようですが、腹部が太い「ひょうたん型」ということが判ります。一方、青木(1999)の説明文に、エビガラは「小型のワラジムシを思わせる」とあり、Tetradontophoraと同じ亜科(ヒサゴとは別亜科)に所属します。
    加えて、ヒサゴにしては大きすぎなので、これはエビガラトビムシの幼虫ではないか、と推定しました。・・・トビムシ類の成幼虫の区別点は判りませんが。

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  3. 日本動物大百科8:54頁にエビガラトビムシの大発生の写真があります。紫褐色で微白粉を被ったように見え、「冬季の夕方に、地表に出てくることで知られている」とあります。

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    1. こんばんは。
      お調べ頂き、いつも有り難うございます。世話の焼ける弟子ですみません(^^;;ご呈示して頂いた書籍、1度図書館でl=確認してみます。”小型のワラジムシ”というのはかなり説得力ありますね。

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