2012年1月18日水曜日

ヒメコバチ科の3種 (Chrysocharis spp.)

色目が奇麗だったりカタチが良かったり逆に変だったりすると楽しい小さなハチ。
青や緑の金属色の小さなハチは良く見かけるが遭遇すると嬉しい。

それぞれ別の場所でとったヒメコバチと思われる個体だが上の2体は、おちゃたてむし
さんが紹介されていた、Chrysocharis 属と同じと思う。最初の2体は体長と複眼の色目
の割にはピントの山が非常に掴みにくい私にとってはピンボケを増産してしまう難易度
の高いハチだった。3体目は肉眼で見てもスマートで気品あるスタイルのハチであり
レンズを覗いた時の緑色の美しさには唸りましたが短い出会いでありました。

1月24日追記:ezo-aphidさんの計らいで上條先生に見て頂き3種ともChrysocharis属と
判明しましたのでタイトルに反映させました。ありがとうございます!


その1
カクレミノ葉裏にて。複眼の下半分に白い毛。複眼にピントがほとんど合わなかった。体長約2mm。
よく見ると触角にも体と同じような色の反射が見られる。
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同じ金属色でもキンバエの連中とは違いますね。
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腹部が翅瑞近くまである。1月14日撮影。
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その2
上の個体より少し小さく約1.6mm。シャリンバイの葉裏にて。
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葉の表裏を歩いてレンズを避けます。首ほそ〜。
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最初の個体と同様、センターにある単眼が大きく前に出ています。
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翅の半分くらいしか腹部がありません。1月16日撮影。
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その3
60センチほどの自生のクスノキの葉上にて。何か舐めている。 体長約2.5mm。

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撮影に気付くと葉を歩き回る。うまく捉えられない。1月9日撮影。
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今まで見た中で、最も緑色に近い光沢を持っていました。
すぐに飛んで行ってしまったので、もう一度じっくり撮りたいです。
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2 件のコメント:

  1. 「3種とも Chrysocharis で正解、種名はわかりません。2番目の種は長い腹柄を持っています。」とのコメントを、お師匠さんから頂きました。めでたいですねー。

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    1. 2番目の腹柄の長さは留意しておりませんでした。まだまだ私の目は節穴のようです(^^;;
      3種ともChrysocharisということで何となく、この属の雰囲気は掴めたような気がします。
      上條先生にもよろしく御伝え下さい。ありがとうございます。

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