2011年8月30日火曜日

チリグモとヤガタアリグモ♀

家のブロック塀にも小さなムシたちが生息している。
その小さなムシを補食しているムシ、チリグモとアリグモが
どういう経緯で出会ったか知らないがアリグモが糸で巻かれ
チリグモに運ばれている。もがくアリグモ。時折、チリグモが
立ち止まり、さらに糸を巻き付け、アリグモに何かを施しては
ずるずると巣らしきところへ運んで行った。翌日、真っ白に
糸に巻かれたアリグモの姿が。チリグモはそこに居なかった。

結構な速さで運んでいる。

チリグモが何か施す度におとなしくなるアリグモ。毒?

チリグモの巣。個人的に好きなアリグモをあまり補食しないで欲しいところ。

ヘリグロテントウノミハムシ

アワダチソウグンバイに続いて憎いムシがヘリグロテントウノミハムシ。
最初、ヒイラギで幼虫を見た際、変わったテントウムシの幼虫だな〜、と
思っていたが、ヒイラギに無数に湧いてムシャムシャと葉を食べている!
成虫もそっくりで、幼虫ほどではないが葉をみすぼらしくしている。
駆除しようにもパチンという音と共に飛んで行ってしまう。
28日朝のこと、パチンと飛んで着地したところがネコハグモも巣の上。即、ネコハグモに
羽を捕まえられ、駆除されると思いきや、パチンと嫌な音。2匹とも視界から消えて
しまった。う〜ん残念。

テントウムシのようで可愛らしいのだけれど。マンリョウにて。

ツヤツヤとしてかわいいのだけれど。

大変、憎うございます。

改めてヘリグロテントウノミハムシの後脚は武器であると実感。

2011年8月26日金曜日

ヒメアカタテハ

庭のブッシュバジル、大きな鉢1つ、小さな鉢2つ育てている。
その小さな鉢の茂みで、ヒメアカタテハがひっそり交尾をしていた。
お邪魔をして何枚か写真を撮った。あいにく時間が無く羽を広げた
写真は撮れなかった。
羽を縁取る白黒のラインといい、チョウの羽の模様は本当、アートだな〜と
関心してしまう。

適度な茂みが良いのか、色んなムシが休憩?に来る。ブッシュバジル。

チョウの魅力は、やはりその羽の模様。素晴らしいデザイナーのセンス。

触覚の先端がこれまたオシャレ。ちらりと見えた鮮やかな桃色。

2011年8月25日木曜日

クサカゲロウ卵・幼虫・成虫

昨晩、琉球朝顔を栽培しているネットにクサカゲロウの卵が3つ
並んでいるのを見つけた。そし今朝、カメラを持っていざ卵に。
空っぽだ。幼虫はどこだ?朝顔のツルや葉、葉裏を探すと、おお
いたいた。ゴミを背負い忙しそうに走り回っている幼虫1匹を発見。
この顔はヨツボシクサカゲロウかな。ミニパピルスのアブラムシを
与えてみた。あまり目が見えないのか、進路を妨げるアブラムシしか
食らいつかない様だ。面白いデザインと習性は見飽きない。

2011年8月26日追記。調べてみるとヨツボシクサカゲロウの幼虫はゴミを背負わない
ようなので、タイトルをクサカゲロウにしました。成虫の写真は顔の模様から
ヨツボシクサカゲロウで間違いないと思います。

ー卵ー

産卵の現場を押さえて見たい。

ここでもハニカム構造!

ー幼虫ー

体長約4mm。生まれてから随分経っているのだろうか。

背中のゴミ?プランターの土8割、戦利品2割といったところか。

アブラムシを捕らえたのを確認してピントを合わしているうちに体液吸われ随分萎んでいる。

アブラムシの体液を吸い終わると体を小刻みに動かしていた。何だろう?

ー成虫ー

今回の卵とは関係ないと思う。6月中旬撮影。

美しい複眼と金色のソックス。幼虫とはまるで違う。

2011年8月24日水曜日

コメント投稿

いつも精緻でレアな虫の生態写真を掲載されているおちゃたてむしさん
より、うちのブログでコメント投稿できない、との知らせを受け
デフォルト設定を変更し投稿出来るようにしました。
(CookieはONでないと無理なようです。)
ムシは好きだけど本当に知らない事ばかりで、コメントを通して
感想や、いろいろ教えて下さると嬉しいです。

文章だけでは寂しいので、6月上旬のセグロアシナガバチの巣。

2011年8月23日火曜日

セグロアシナガバチ

実はとても臆病で神経質。6月に物置小屋で営巣を見つけ観察した
私の印象だ。サバイバルで生き抜く為には、どうすれば良いか、その
能力に長けていると常々思う。相当、近距離で撮影しても、全員一丸と
なって警戒するものの、襲われた事は無い。恐怖という色眼鏡を外せば
非常に良く出来たアグレッシブなデザインで惚れ惚れする。
一般的には駆除の対象だが、事故さえ無ければ優れた益虫と思う。

こいつは強い、そう思わせるデザイン。スキがない。


一時の暑さは和らいだものの、水を運び巣を冷却する働きぶりは感心。


最近オスを確認。少し弱そう?3匹確認したが、そういうものだろうか。

撮影中、一丸となって睨みを効かせてくれます。

2011年8月22日月曜日

ヒトスジシマカ

身近で嫌なムシといえば、この季節、蚊であろう。
庭いじりやムシ撮影に本当、邪魔な存在だ。
蚊にとっては産卵のため吸血は仕方ないのだろうが
飛んでるだけで殺意を覚え反射的に両手でバチ!!
今夏はたくさん刺されたが、新アイテム、電気ウチワで
多いに火花を散らし、引導を渡した。許せよ。

足を吸われていま〜す。かゆみと伝染病がなければ喜んで献血するのに

左肩を吸われていま〜す。こんなところにもハニカム構造。なかなかやるな。

イトトンボ羽化

今朝、ビオトーブをみると、イトトンボが止まっている。
昨夜あたり羽化したのだろうか。ヤゴの抜け殻も小さいが
成虫も2センチ余りと小型だ。全体的に薄い橙色。羽化すれば
種類が同定出来ると思っていたが、さて何だろう。

成虫の足元に抜け殻が。成虫の半分以下の長さ。小さい。

丁度、垂直に立ったホテイアオイの葉を利用しての羽化だったようだ。


目の構造はカマキリと同じで黒目がこちらを見ている。小さいけど攻撃的な顔。

2011年8月21日日曜日

ケシカタビロアメンボ幼虫とガガンボ幼虫

イトトンボのヤゴの餌は結局、メダカの稚魚にしようと
アミを持って近くの田んぼの用水路へ。10分ほどで20匹ほど収穫。
ガガンボの幼虫が浮遊していたのでついでに捕獲。記念撮影。
一緒に小さな虫が写っていた。ケシカタビロアメンボであろうか。
2種とも、このまま出来れば観察を続けて見ようっと。

2種とも見当違いのムシかも知れません。真ん中の白いヒゲは浮き草の根。

イチモンジセセリ

7月下旬から庭のメドーセージの蜜を求めて飛び回っている
かわいいやつ。イチモンジセセリ。
羽の大きなチョウと違って結構自由にまた、器用に飛び回って
いるように見える。習性か、つがいで良く飛んでいる。オスが
メスを追いかけ、その後ろに止まり、メスは何やら羽を振るわせ
オスに何かを伝えている。取りあえずメスでなくても飛ぶものを
追いかけるようで、クマゼミが近くで飛び出したのに反応して
遠くまで後を追いかけていた。

キュートな触覚とつぶらな瞳がよろしい。

メスの羽の残像が少し出ている、♂の求愛行動。

メドーセージの花。今年はホウジャクがまだ来ない。

2011年8月19日金曜日

イトトンボのヤゴ

睡蓮鉢にホテイアオイを一つ浮かべていたら1ヶ月で大増殖。
間引いたホテイアオイは廃棄せず、洗面器に水を張って浮かべていた。
その洗面器の水面も隠れるほど増殖を繰り返し、ついにゴミ袋行き。
水から取り出し、その長い根を見入っていると、何かが絡まっている。
イトトンボのヤゴではないか!調べると5〜6匹いるではないか。いつの間に...。
見つけた以上、何とか羽化させたいが、餌が大変そうだ。どうしたものか。

体長1センチほど。ボウフラか共食いでここまで来たのだろうか。

ショクガタマバエ

ようやく投稿出来るようになりました。

ビオトーブのミニパピルスがアブラ虫にやられている!
滅多に付かないのだが、手入れを怠ると増殖する。
アブラムシに混じって黄色い何かの幼虫がいる。
多分、ヒラタアブの幼虫では、ないだろうか。
幼虫の周りに風船が萎んだようにアブラムシの死骸が散らかっている。
なんと頼もしいムシであろうか。アブラムシを駆除する際、あやまって
一匹、アブの幼虫も拭き取ってしまったのは多いに後悔した。

2011年9月20日追記:ezo-aphidさんよりショクガタマバエであると教えて頂きました。
タイトルを変更しました。感謝です。成虫を撮らなければ...。

現在ヒメダカ5匹、チェリーシュリンプ3匹。

ペッチャンコのアブラムシ3匹、背中に引っ着いている。

2011年8月18日木曜日

投稿できない


昨日よりブログの投稿画面がフリーズ。
古いエディタで投稿出来るのだが、使い勝手が悪く
思うようにレイアウト出来ないので、しばらく様子見ます。

2011年8月17日水曜日

タケノホソクロバ

小さなブッシュバジルの白い花の香りは格別なのか
様々な種類のムシがやって来る。枯れた花に蜜は残っているのか
どうか分からないがタケノホソクロバが口吻を差し込んでいる。
「終わりかけの熟成された蜜が美味いのよ」
まさかとは思うが、そんな感じで朽ちかけた花々を巡っていた。


肉眼では黒一色だが光の加減で青く反射する。

触覚から判断するに♂の様だ。

そんなシワシワの花に蜜はまだあるのか。


2011年8月15日月曜日

アカスジカメムシ

今日も来客。といってもムシであるが。
アカスジカメムシがブッシュバジルに止まっていた。
本当にアカスジカメムシだろうか?あまり赤くない。
背中のストライプといい、裏の模様といい目眩が
しそうだ。無地の状態で筆を渡されても、なかなか
こう上手くデザイン出来ないだろう。自然はスゴイ。

腹側の模様には生命力というか凄味があると思う。

うちの庭にはお目当ての植物はないはず。

スキのないデザインと配色、すばらしい。

2011年8月14日日曜日

ショウリョウバッタ

昨年の夏の暑さには、うんざりだったが、まさか今年も
同じくらい暑くなるとは。雨が降らないので毎日の水やりは大変。
夕方、ジョウロで水やりをしていると、うちの庭の住人ではないバッタが。
とこからか飛んで来たのかショウリョウバッタがメラポンジウムの花の上に。
今はお盆。キュウリの馬ではなくショウリョウバッタに乗ってご先祖が帰って
来たのかもしれない。

8月に出没し精霊船に似ているから命名されたそうな。

足のトゲは誰から身を守るものでしょうか。

メラポンジウムは丈夫でボリュームある花です。

2011年8月13日土曜日

アワダチソウグンバイ

憎い。動きはスローで捕まえるのは容易い。しかし
その爆発的な繁殖能力は本当に憎い。
向日葵の葉っぱが、見る見るうちに汚く枯れて行く。
殺虫剤は使いたくないし...憎いわ、このムシ。頭部に高さがあり
ピンボケしやすく、幼虫はギラギラとストロボが反射。上手く撮れないのも
輪をかけて憎い。

あ、変な虫だ、ここからが悪夢の始まり!?

ものすごい勢いで爆発的に増えていく!!!

最終的な脱皮?形的には面白いのだけど...。

2011年8月11日木曜日

クマゼミ

子供の頃、アミで捕まえたセミは殆どアブラゼミだった。
クマゼミは少なく、捕まえようにもブーンと遠くへ飛んで行ってしまう。
その飛行能力が功を奏してか緑の減った現在の関西では、ほとんどが
クマゼミらしい。
庭にやってくるセミは常にクマゼミでヒイラギが向日葵によく止まっている。
日の出と共に暑苦しく鳴くのも,もう少しと思うと寂しい。

頭部のマイクのようなラジエーターのような造形がSF的

今年は少し多いような気がする。